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知らなかった。。。加賀先生
2014/12/12(Fri)
トールペイントに来てくれている友人

好みなどは違うのに 私と同じような物が好き
興味を持つ事が同じなので レッスンしながら話が尽きない

彼女も本が好きで 読みたい本 分野も似ている
こういう本を読みたいんだ とか この本知ってる?と聞けば 絶対に読んでいる
普通の小説じゃないから これもまた 不思議だよ

加賀乙彦先生の講演会にも一緒に行ってくれた
ハリーポッターも ずっと一緒に観た
娘も同じ年だし 天使も大好きだし ホント 不思議

その彼女が前回のレッスンの時 教えてくれた

加賀乙彦先生 奥さんが他界されたんだよ。。。。。。。。。

仕事で目を酷使している私
最近 本や新聞さえも あまり読まなくなっていた

加賀先生の本は全部持っていたいのに。。。

ネットで検索したら 本当だ。。。
伴侶を無くして?
夫を亡くした作家と 妻を亡くした作家の対談が出版されていた

キリスト者の加賀先生 奥様も勿論キリスト者である

先生の 「死」というものの受け止め方 どんなだろう

怖れ 悲しさ 絶望 きっとそういった感覚ではない 捉え方なんじゃないかな

どうしても知りたい      読んでみたいと思う
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鉄窓の花びら 死刑囚へのレクイエム
2014/05/07(Wed)
高橋良夫著 「鉄窓の花びら」 死刑囚へのレクイエム

この本に出合ったのは もう15年程前になる

図書館で借りて読み 色々考えさせられた本であった

手元に欲しくて 何度か探したが タイミング悪く入手できなかった

法学部だった娘が 死刑囚・死刑について調べる為 大学の図書館で借りてきた時は驚いた

やっと手に入ったので また読んでみた

加賀先生の本に親しんでいたので 死刑囚の事も色々調べていた私は

この本の登場人物についても 心あたりがある


拘置所長をしていた著者は 死刑囚との交流を体験し 死刑制度の疑問を訴える

極悪人である 人間としての情を持たない 更生はあり得ない!と死刑を求刑された彼等

死刑が確定すると 直後は様々なパターンで精神の異常をきたすらしい

しかし。。。

人間じゃない!と言われた彼等は そこから奇跡のように人間に生まれ変わるのだ

どうやって?

救いの手を差し伸べてくれる人がいる

正田昭には 洗礼をしてくれた神父様 老母・クリスチャンの可愛い人・教かい師・加賀乙彦先生・・

永田洋子には 父や同志の植垣氏 瀬戸内寂聴さん。。。。の ように。。。

そして 写経であったり 仏教であったり キリスト教だったり

いつ殺される(死刑執行は突然)のか解らない 極限の恐怖の中

半分は死人のような自分を その内面を深く掘り下げ 客観的に分析する

自分を許す事によって 人の痛みを知り 自分の罪の重さに愕然とするのだ


著者は彼等死刑囚の人格変化を 間近に見てきた

執行に立ち会う事も もちろんあった

娑婆の人間よりも人間らしく 心根まで更生した人間を  

執行まで今日か?自分か?と毎日苦しめたあげく 残酷に殺してよいのか。。。と思う事も多かったという


被害者にしてみれば 犯人は憎い   許せるものではない

刑の確定から6か月以内に執行。。。という法律(今は?)

昔も今も守られていないじゃないか? 

もし誤認だったら? 冤罪だったら?

死刑執行後では取り返しがつかない  法務大臣だって人間 怖いだろう・・

執行のサインとハンコウは 「人を殺せの命令」だからね! ある意味で殺人である


5年 10年 更生するには十分な時間があるのだと思う

最後まで 極悪人のままの犯罪者もいるだろうけれど。。。



加賀先生の「宣告」と同じくらい 何度も読んでいる本である

 

 

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加賀乙彦・・湿原
2007/09/14(Fri)
湿原(新潮) 
前科者雪森厚夫、女子大生池端和香子、昭和40年―50年当時の、
学生運動を交え 血気盛んな戦後の日本が舞台となる
新幹線爆破事件の犯人に仕立て上げられ、
死刑判決を受けた雪森。
15年の月日をかけ、冤罪を晴らし無罪となる。
無罪になった所で 仕事も見つからず失望の人生となる

和歌子を、愛しながらも、前科がある事、年の差の事
深く愛しながらも 学歴。将来の希望が無い事を理由に
和歌子を諦める

一人北海道へ帰った雪森を 和歌子は追った
親子程も年が離れているにもかかわらず
和歌子は勇敢にも、自分の愛を貫いた
二人で、宿屋をやるという。感動のラストシーン。
   裁判。冤罪。死刑宣告。加賀氏の得意とする展開だ。
息をつかずに一気に読めた
面白い  重いけれどその場を想像できる表現力なのだ
  辛い きつい 苦しい 悔しい 虚しい 
  主人公と一緒に苦しんだ事を思い出す 

北海道とも同じ香りのする青森
出稼ぎと言う過酷な冬過ごす人々がいる
悲しい・・寒い・・貧しい・・地方も未だある
心の中は錦でも 辛い現実はあったのだし 今もあると思う

高校にさえ進学できず 金の卵と持てはやされた時代
この時代に青森から来た ある少年もやはり貧しかった
その後19才で連続射殺犯として 死刑。処刑された永山則夫である

彼の書いた本 死後に出た本も全て読んだが
この「湿原」を読むと 永山氏(亡くなったので敬称を付ける)の
生い立ちを。。。何故か想像し 胸が痛む 

青森は ダンナの故郷
永山が捨てられたのが 北海道網走。。育ちは青森県弘前
帰郷の折りに何度か通った所

加賀先生の本に出会ってから 死刑囚の本や詩集も読み漁った
憎むべき犯罪を犯した彼らが。。。
それらの本の執筆者と同一人物である、、、のが 信じられないのだ

また少しずつ紹介していきたい
 注 読書日記は もう10年以上前に書いたものである
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大好きな作家。。加賀乙彦
2007/07/30(Mon)
    加賀乙彦。。。。私が最も好きな作家である
昭和4年4月21日生まれ 
本名 小木貞孝 陸軍幼年学校入隊経験を持つ。
東大医学部卒精神科医となり、東拘拘置所に勤務。
死刑囚と出会い、彼の研究のテーマとなる。
フランス留学を経て上智大学教授。退官し作家となる。                          
医学論文として、死刑囚と無期囚の心理。拘禁状況の精神病理。がある。
他に、ドストエフスキー。死刑囚の記録。犯罪ノート。など。
 私の加賀文学との出会いは「宣告」  新潮社  
死刑囚,正田昭をモデルとした小説である。
(出版当時に出会って もう20年にはなるのだろうか。。)
ドラマ化されたが、あの深い感動は、とても2時間では語りつくせない。
確か。。萩原健一さんだっけ??

正田氏は慶應出のインテリで、事件当時は、何か物に取りつ
かれていたのかもしれない。
死刑確定後のカレの穏やかな生活、読書欲、キリスト者としての尊厳さが、親交の深かった加賀氏により、いきいきと語られている。
カレが、執行されずに今も生きていたなら、
どんな人生を送っていたのだろう
あそこまで更正した人を事件から17ねんもたってから殺す意味が
あるのか。。と、死刑制度に対して深く疑問をもった。

上記を書いたのは もう8年位 前の事である
今再び 死刑廃止には疑問を持ちつつある
それは光市の母子殺人事件を担当する 弁護士達の態度が大きい
。。。それは 違うだろう!!・・・・・・

加賀先生の文学に共感してくださる方が 私の所に来てくださった
これから先生の文学を 少しずつ書いていきたいと思います
         
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作家・加賀乙彦さん・・オタクな私
2007/03/11(Sun)
地元にある大学で!東京国際大学(埼玉だが・・・)
なんと尊敬する作家「加賀乙彦」先生の講演会
先生と言うのは 精神科医でもあるからである
最近はオウムの麻原を精神鑑定して 話題になった方である

加賀乙彦先生を語らせたら ちょっと負けない自信がある
もう25年以上も前だったか・・・・
「宣告」を読んで以来 彼の書く本は全て読破
それにまつわる犯罪心理学 死刑制度 臓器移植 ハンセン病
キリスト教 イスラム教 聖書
キリスト信者でもない私が 聖書の福音から全巻セット注文までした
死刑囚の書いた本。。。。ドストエフスキー・・カント・・まで
難しくて理解不可能も多々あったのは 言うまでも無いが。。

子供の頃から本が大好きで 活字なら何でもOKだったが。。。
加賀乙彦文学に出会ってから 流行作家の本が読めなくなった
文章が違うのである 実に綺麗な流れなのだ
言葉も美しい 情景が想像できる
私の中で人生の転機が訪れる時 必ず読み返す「宣告」
何度読んだろう
あまりの感動に 若さの勢いもあり 先生に感想文を送った事がある
ある日ハガキが届いた
先生直筆のお礼のハガキ。。。!読者にお礼のハガキをくださった
こんなに良く読んでくれてありがとう!と

実家の父と同じ昭和4年生まれ
先生の心の中にいるある人物もやはり昭和4年生まれ
その人物の書いた本や先生との書簡も 絶版なのを探し出した私

講演会は偶然に知った
先生の目の前に座れた事も偶然だった(最前列)
若々しいお茶目なお話で 大声で笑えた
70歳から韓国語を始めたそうで。。いつも何かをなさっている
5年に1度 自分の中の何かを変えていくそうだ
いつまでも お元気で!とお帰りになる後姿に 呟いた
父にも伝われ!!昭和4年生まれ!万歳!!!!

こんな所に熱烈なファンがいる事 しらないだろうな~
講演会主催してくださった方ありがとう
一緒に行ってくれた友達 ありがとう
夢は叶うのね~!お目にかかれるなんて 思ってもいなかった
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