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加賀乙彦・・湿原
2007/09/14(Fri)
湿原(新潮) 
前科者雪森厚夫、女子大生池端和香子、昭和40年―50年当時の、
学生運動を交え 血気盛んな戦後の日本が舞台となる
新幹線爆破事件の犯人に仕立て上げられ、
死刑判決を受けた雪森。
15年の月日をかけ、冤罪を晴らし無罪となる。
無罪になった所で 仕事も見つからず失望の人生となる

和歌子を、愛しながらも、前科がある事、年の差の事
深く愛しながらも 学歴。将来の希望が無い事を理由に
和歌子を諦める

一人北海道へ帰った雪森を 和歌子は追った
親子程も年が離れているにもかかわらず
和歌子は勇敢にも、自分の愛を貫いた
二人で、宿屋をやるという。感動のラストシーン。
   裁判。冤罪。死刑宣告。加賀氏の得意とする展開だ。
息をつかずに一気に読めた
面白い  重いけれどその場を想像できる表現力なのだ
  辛い きつい 苦しい 悔しい 虚しい 
  主人公と一緒に苦しんだ事を思い出す 

北海道とも同じ香りのする青森
出稼ぎと言う過酷な冬過ごす人々がいる
悲しい・・寒い・・貧しい・・地方も未だある
心の中は錦でも 辛い現実はあったのだし 今もあると思う

高校にさえ進学できず 金の卵と持てはやされた時代
この時代に青森から来た ある少年もやはり貧しかった
その後19才で連続射殺犯として 死刑。処刑された永山則夫である

彼の書いた本 死後に出た本も全て読んだが
この「湿原」を読むと 永山氏(亡くなったので敬称を付ける)の
生い立ちを。。。何故か想像し 胸が痛む 

青森は ダンナの故郷
永山が捨てられたのが 北海道網走。。育ちは青森県弘前
帰郷の折りに何度か通った所

加賀先生の本に出会ってから 死刑囚の本や詩集も読み漁った
憎むべき犯罪を犯した彼らが。。。
それらの本の執筆者と同一人物である、、、のが 信じられないのだ

また少しずつ紹介していきたい
 注 読書日記は もう10年以上前に書いたものである
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この記事のURL | 加賀乙彦文学と その他の本 | CM(4) | TB(0) | ▲ top
コメント
- 大失恋いたしました -
かよりんさん お久しぶりです。加賀先生の文学ご紹介してくださって本当に嬉しいです。なぜ私が加賀先生の文学が好きかというと私も過去に大きな大きな挫折を味わって、それからカトリックの信仰を深く深く味わうことになったからです。このことは以前お書きしましたか?実はこの夏大好きな人が現れたのですが、非常に遅まきながらの恋でしたが、断れました。大失恋です。
でも彼が私の良さをみつけてくれたことに心から感謝して神様に心から彼の人生の幸せを祈ります。加賀先生が素晴らしいと思うのは一度罪に落ちた人間をいつまでも見捨てないというところです。人間の価値は職業や学歴では図れません。加賀先生の素晴らしいところは超一流であるにもかかわらず謙虚で、人生にカトリック信者としての普遍性を他人にも見出している点です。私はそういう人間として自分の人生を生きたいと思っているのです。この失恋経験で今私は頭がおかしくなりそうです。和歌子さんのような生き方に私は本当にあこがれるのです。人を裏切るようなことはしたくありません。「ジェイン・エア」の主人公も親子ほど年の離れた彼を追って、彼が半身不随になっても彼のそばから離れない女性です。そういう生き方をしたいものです。ではまた!
感情的になりすぎました。 あやみ
2007/09/30 13:06  | URL | ayami #-[ 編集] ▲ top
- 辛いね~ -
あやみさん 良く来てくださいました
そうでしたか・・・・
加賀先生の本をよく読み込まれていらっしゃるので
色々な事があったのでは?と思っていました
普通の時だったら 普通に読み進めていたかもしれませんよね
辛い経験や辛いときに出会って 深く感銘したのだと
私も思い返しています
人に話せない心の闇を 加賀先生の本によって
癒され 勇気も貰い 苦難の主人公に共鳴する

私も10ヶ月間お腹の中に居た我が子を 
死産という形で失った頃でした
もう絶対に耐えられない 心が壊れる
この時に救ってくれたのが「宣告」でした
それからは あやみさんと同じように
加賀先生の本を読み漁り キリストへの道も考えました聖書も全巻注文して手元にあります
これは加賀先生をより理解する為だったのでしょう

あやみさんは受洗されたのですか?
自分と向き合う 自分との対話・・心の声を聞く
今はその時期でしょうか
トンネルの出口のような あの明るい「先」の道が
一日も早く見つかりますように。。。。。
心からお祈り致します

感情的??とんでもないです
お話くださって嬉しいです
また遊びに来てくださいね


 
2007/10/01 08:10  | URL | かよりん #-[ 編集] ▲ top
- 彼のことが忘れられない!! -
かよりんさんこんばんは!!辛いですー!!失恋がこんなに辛いものだったとは!久しぶりに失恋しました。6年ぶりかな?それまで好きな人もいませんでした。私失恋しかしたことないです。私未婚なんですが、あんまりいままで男の人と知り合う機会もなく、ぼんやり過ごしてきたんですが、今回の彼は一目ぼれだったんです!!一目みて「この人だわ!」と感じてしまったのです。ふられて本当に本当に落ち込みました。私があんまりにもいつも重い話をするからひいたのでしょう。私は今から10年以上前にカトリック信者になったんです。でもそのときは信仰なんてものは全くわかりませんでした。けれど学生を卒業して、社会人になってそれなりにもまれて過ごすうちに神様のために生きることを決意するようになりました。それ以上美しい生き方はこの世にないと思います。この気持ちを彼におしつけたのがいけなかったんでしょう。ひかれました。
う~~辛いです!でも今までつきあったことのない私としては彼は私の良い点をみつけてくれたことに本当に心から感謝しているのです。神様に心から感謝して彼の幸せを祈りますがもうあえないと思うと泣き叫びたいです!かよりんさんは失恋したことはありますか?
2007/10/03 18:53  | URL | ayami #-[ 編集] ▲ top
- そっか~ -
ayamiさんへ
まだまだ若いayamiさん
今はこう最後って思うかもしれないけれど
本当の自分を見てくれる人は 現れると思うよ

確かに信仰というのは 持つ人と持たない人で
大きな壁を作る!かもしれないよね
同じ信仰を理解する人
または ayamiさんの信仰心を大きな器で
見守ってくれる人
きっといると思うんだけど どうかな?

まずは自分の心を癒し 前より大きくなって立ちあがって欲しいと思う
私の長い人生 失恋という形か・・・良く解らないけれど どうにもならない辛い事は いくつかありました
もうダメ!と思いながらも 負けてなるか!!で
乗り切ってきたように思います

前の自分より より魅力的になって
去った彼が後悔するしちゃうような。。ayamiさんに
成長できたら それはそれは素晴らしい事
辛い時は泣いちゃっても きっと立ちあがってください
 ファイティ~~ン!!!
 
2007/10/04 07:47  | URL | かよりん #-[ 編集] ▲ top
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